若手世代の先輩社員
初めての転職で、訪問リハビリの道へ。
信頼関係を大切に、身体も心も楽にできたら。
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太田 菜摘
【訪問リハビリテーション】
2023年入社
- 所属:
- 訪問看護ステーションほたるみどり
- 資格:
- 理学療法士
ジェネラスで最年少の理学療法士。回復期リハビリテーション病院から転職し、入社2年目にして大きく成長。プライベートでは2024年に入籍し、仕事と家庭の両立を目指す。
ジェネラスで、訪問リハビリテーションの仕事をしようと思った理由は何ですか。
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以前は理学療法士として病院でリハビリの仕事をしていましたが、結婚を機に転職先を探していて。この仕事に決めた理由は、訪問リハビリに挑戦したいと思ったからです。これまで経験した回復期リハビリの目標は退院して社会復帰することでした。しかし入院中はすごくリハビリを頑張っていたのに、退院後、提案したサービスや福祉用具も使わず家で寝たきりに…という場合も多く、在宅でのリハビリに関わりたいと思うように。患者様にとっては退院されてからの方が長いですから。さらに、今後のライフステージの変化も考えると、女性が長く働ける職場がいいなと思ったからです。ジェネラスの社長が私と同じ女性で理学療法士なので、相談もしやすいことが魅力でした。
仕事の内容について、病院との違いで戸惑ったことはありますか。
私の勤めてきた病院と比べると訪問リハビリでは様々な疾患や障害を抱えた方が多く。年齢も10代から90代の方までと幅広くて。そのため、訪問先によってリハビリの内容が異なることに、戸惑いや難しさを感じました。入職当時は、まずは先輩療法士に同行させてもらい、アプローチの目的や考え方を教えてもらったり、わからないことを自分でも調べたり。徐々に引き継いでいって、今はほぼ一人で訪問しています。この仕事は、生涯勉強が必要。学ぶことがたくさんあって、刺激をもらう毎日です。
利用者様と関わるうえで大事にしていることや、やりがいを教えてください。
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長く関わっていくので信頼関係が不可欠。コミュニケーションは大事にしています。訪問時には、身体のリハビリだけでなく、会話にも時間を使うと良いのだと先輩療法士に教わりました。今までどんな仕事をしてきたのか、何が好きなのか、など。たとえば、毎日通っていた喫茶店にまた行けるようになりたいなど、生きがいを取り戻してもらうのも、私たちの仕事です。とはいえ、何がやりたいか分からなくなっている方がほとんどで…。一緒に導き出して活動や社会参加につなげることができたときには、とてもやりがいを感じます。
訪問リハビリの仕事を通じて、成長したと感じることはありますか。
始めた頃は、週1回、40~60分という短い訪問時間の中で「何とか良くしないと」と焦ってしまうことも。でも、目に見える効果だけではなく、徐々に進行する症状を少しでも遅らせることも効果の一つであると理解でき、切り替えられるようになりました。また、。私が関わっていない時間の方が長いので、多職種で連携しながら自主トレーニング方法や、生活がより安全になる福祉用具の提案など、今後を予想して働きかけるようにしています。利用者様の身体機能だけでなく、認知機能なども含めた全体像を捉え、その方に合わせたアプローチ方法を考えられるようになってきたかなとも思います。
今後、挑戦したいことがあれば、教えてください。
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終末期のリハビリです。ここ半年ほど、終末期の方に関わる機会が多くて。亡くなられることはもちろん悲しい。でも、ご本人様やご家族の希望をなるべく叶え、感謝の言葉をもらえると、やっていてよかったと思います。終末期では、看護師が多く関わりますが、身体の痛みやこわばりを楽にするなど、理学療法士だからこそできることもある。私が関わることで、より安らかな最期を迎えてもらえたら。
「この人になら身体のことだけでなく、生活のことも相談できる」と思ってもらえる理学療法士になれるよう、ますます成長していきたいです。