子どもと過ごす時間を確保しながら、
現場を引っ張って、理想のチーム作りを目指す。

石川 朱音

【介護士】

2016年入社

所属:
ヘルパーステーションKODOU
資格:
介護福祉士、ケアマネージャー

お年寄りが大好きで介護士になり、現在はサービス提供責任者として活躍。21歳、19歳、14歳の子どもがおり、第4子を2024年12月に出産予定。

仕事と子育てを長く両立してきて、どんな苦労がありましたか。

3人の子どもを抱えながら介護士として15年ほど働いてきました。介護老人保健施設でフルタイム勤務をしていた時期は、夜勤が多く、休みも取りづらくて…。子どものことは母にほぼ任せっきりで、満足にわが子と会話する時間もとれないほどでした。自分の体調も不安定で、何とかしたいと転職を考えたときにジェネラスを知ったんです。夜勤専従のアルバイトスタッフがいるので夜勤が少なく希望休も十分に取らせてもらえる。そんな好条件にひかれ、「絶対にここでお世話になりたい!」と入社を決めました。

ジェネラスに入社して、変化したことがあれば教えてください。

子どもとの関わり方が大きく変わりました。学校の行事にも無理なく参加できるようになりましたし、子どもが私の休みに合わせて予定を空けてくれるように。一緒に出かけるのを楽しみにしてくれているようです。今は夜勤もなく、有休も取りやすくて、スタッフみんなで調整し合って、それぞれがプライベートな時間を確保できています。子どもが熱を出したときなども、助けを求めやすい雰囲気がありがたくて。きちんと休みが取れるし人間関係もいいので、「仕事に行きたくない」と思ったことがないですね。

仕事と子育ての両立で、成長したと感じるところはありますか。

すべての仕事を自分でやろうとするのではなく、周りにも任せられるようになりました。サービス提供責任者として、緊急時の対応を早期に行わないといけない場面も多々ありますが、みんなが率先して判断でき対応が出来るようなチーム作りを目指し実践しています。また子育てを通じて、「リスク予測」がより自然にできるようになり、仕事にも生きていますね。「何だかちょっと様子が変だな」と思うと子どもが熱を出すように、介護においても違和感を覚えることには必ず理由がある。すぐに対処することで、問題解決や、時には救急搬送が早めにできて、利用者様を守ることにつながっていると感じます。

日々の仕事のなかで、大事にしているのはどんなことですか。

ひと手間を省かないことです。たとえばトイレットペーパーを新しいものに変えるとか、椅子の置き方を直すとか。ささいなことだし面倒でもあるけど、そういうことを自然とやれる人が多い職場の方が、業務は絶対に円滑に回るし、事故も防げる。みんながそうやって想像力を働かせることがすごく大事で、チームが一丸になるということだと思う。あとは、とにかく自分が元気でいること。こわい顔をしていたら、話しかけにくいでしょうから。利用者様が、家族に言えないようなことでも話せるように、元気で、笑顔でいたい。それだけが私の取り柄ですしね(笑)。

今後の目標を教えてください。

現場のリーダーを経て、今はサービス提供責任者をしています。サービス全般に関わり、現場と家族の間に立って問題解決をするなど、すごくやりがいを感じる日々。そんななか、利用者様やご家族をまた違った視点から理解したくて、ケアマネージャーの資格を取りました。いずれは、現場を知っていることを強みにしてケアマネの仕事にも挑戦してみたい。
12月には4人目の子どもを出産予定ですが、産休・育休を取らせてもらえますし、復帰後にはその時の自分が働きやすい場所を会社が整えてくれるはず。不安はまったくないですね。