リーダー世代の先輩社員
人材育成と事業所間の連携で、好循環の組織を作る。
フロンティア精神を失わず、新分野の開拓を。
安藤 竜也
【ディレクター】
2024年入社
- 所属:
- 訪問看護ステーションほたる
- 資格:
- 理学療法士
ジェネラス創業期メンバーとして在籍一度退職し今年再入社。自身の経営で培った経験も生かし、施設間をつなぐ人材として期待されている。
創業期と現在のジェネラスを比較して、気になる点はありますか。
以前在籍していた頃と比べると、現在はエリアや規模も飛躍的に拡大してスタッフの人数も増え、職種も幅広くなりました。スタッフについては、社歴が浅い人と創業期から在籍する人とで少し意識が異なると感じています。立ち上げの頃は、社長から“トライ&エラーで、失敗してもいいからやってみて”と教えられ、それを実践していました。最近の人はチャレンジ精神が少ないように感じますね。能動的に行動すると活気が出ますし、会社のためにもスタッフ自身のためにも前向きなトライ&エラーが必要だと思います。
ジェネラスを離れていた間の経歴と、復帰の経緯を聞かせてください。
転職先が運営していた訪問看護ステーションを事業承継して独立。経営者の立場を10年ほど経験して、従業員とは違った見方ができるようになりました。プレイングマネージャーはとても忙しく、メンタルはずいぶん強くなりましたね(笑)。経営者だから出会えた方もいて、人脈が広がったことはプラスになったと感じています。
ジェネラスへの復帰は、これまでの経験を生かせる環境があるから。今のジェネラスは規模も大きく幅広い事業を手がけているので、広い視野に立って仕事ができそうだとも感じました。役職付きのポジションを用意してくれた社長や、あたたかく迎えてくれたみなさんに感謝しています。
社員教育や組織づくりにおいて、重視していることはありますか。
退職者が出たポジションに新しい人を入れた時、前任者の代わりができないとその人はダメだと判断されがちです。それはとてもつまらないし、残念なこと。人を育てるってそうではないと思います。空いてしまった穴は既存の職員でカバーして、新人の成長を見計らって徐々に任せていけば、組織は良くなっていくはずです。人が成長することで自分たちも発展する、PDCAサイクルをきちんと回すことの重要さを知って欲しいですね。その循環は結構切れやすいのでなるべく切れないように、切れたらすぐ修理するように心がけたいです。
安藤さんがこれから取り組みたい課題は何ですか。
訪問看護ステーション部門のリハビリ職責任者として、すべての事業所の連携を絶対に作りたいです。各事業所の管理者や職員がオンラインではなく、対面で交流する機会を設けたい。実際に会うことで“あなたのために頑張ろう”と気持ちが動き、それによって仕事への熱量も上がるはずです。
それに加えて、他部門の事業所間も連携を強めたいですね。他の事業所の現状やサービスをなんとなく把握しているだけでは、利用者様に寄り添った提案には結び尽きません。実際に出かけて行って自分の目で確かめて体験することで、気持ちを込めて伝えられるようになると思います。
会社としての今後の目標や、具体的な施策はありますか。
ジェネラスは創業以来、これまでにない新しいサービスや事業を作ってきました。これからもフロンティア精神で時代に合った新たな分野を開拓し、社会貢献をしていくべきだと思います。たとえば、PT、OT、STといった専門職がそれぞれの領域を広げて、まだ手を差し伸べられていない分野へ関わっていく。また、自治体と一体となって地域住民主体の介護予防事業に取り組む。これは防災にも役立つ人のつながりを生むことも期待できます。
ジェネラスへの入職を考える人にメッセージをお願いします。
ジェネラスの事業は入院中以外、人生の大半を対象にしていて、どのような階層の人々にも関わりを持つ形で会社を発展させてきました。健康、地域(人々)のつながりという現代社会の普遍的なテーマに挑みながら社会に貢献し、スタッフの生活も守っています。そんな誇り高い企業の一員として、一緒に未来を作っていきませんか。